歴史

トア山手会の歴史

トア山手会

トア山手会とは、2009年4月トアロード(中山手通3丁目付近)の再開発エリアで町づくりと商業施設活性化の為にできた団体です。
エリア内には35階建てのタワーマンションと2~5階建ての商業・医療施設3棟、南側には約1000㎡の公園があり野外ステージも常設しています。
場所:神戸市中央区中山手通3丁目付近

トア山手会の成り立ち

150年前に開港した神戸港の居留地に働く外国人が、居住地である外国人が集まった北野町の住宅地と往復する際に自然とできた開港後初のショッピングストリート=トアロード。トアロードは現神戸倶楽部から大丸百貨店までのまっすぐな商店街です。
そのトアロードの生田新道から山手幹線の間にトア山手会の地域があります。
トア山手会の地域は1899年神戸に初めて同文学校ができた場所です。1945年の神戸大空襲により消失し、その後学校は場所を変えていきましたが、その学校跡に華僑の方々が住まい、小さな商店が軒を連なる地域でした。1995年の阪神淡路大震災で大きな被害が出たことをきっかけに、地域再開発に取り組んできました。
再開発のシンボルであるタワーマンションを建設中、地中より1899年当時の学校の壁に使われていったレンガ壁が出土し、ルーツとして記念するためそのレンガの一部を現在の公園のステージの上とマンションのエントランスに使っています。
震災後取り掛かった再開発は2009年に完成し、公園を囲むように35階建てのタワーマンションと2~5階建ての商業・医療施設3棟が建ち、約40店舗の商店と約400戸の住居から構成されています。